6つのラインで、極限のリサイクルを進めています。
当社は、関東エリアを中心に産業廃棄物の中間処分を行うエコロジー企業として創立しました。中間処分とは言いましても、リサイクル(次に使えるように再生)することを徹底的に追求し、製品化を図っています。工程(ライン)は、破砕→選別と圧縮(減容)の2種類を基本としています。破砕→選別を基本とするラインは、木くずリサイクルライン、石膏ボードリサイクルライン、がれき類・ガラス・陶磁器リサイクルライン、混合物リサイクルラインの4つあります。圧縮(減容)を基本とするラインは、発泡スチロールリサイクルライン(溶融減容)、紙・繊維・プラリサイクルライン(圧縮梱包)の2つあります。
「木くずリサイクルライン」は、鉄(マテリアル用)磁石で除いた後は、マテリアル用(状態の良いものは、パーティクルボードの原料になります)、ダスト用(堆肥用)、サーマル用(燃料)に選別され、極限のリサイクルが追求されています。分別が進んでいる物は、リサイクル可能になる度合いが高くなります。
「石膏ボードリサイクルライン」も、鉄除去の後、石膏と紙原料に選別され、ほぼ100%のリサイクル利用が可能となっています。一方、分別が進んでいない物を扱う「混合物リサイクルライン」では、鉄除去の後、ほぼ100%サーマル用(燃料)にしています。